血管内治療編
ステントやコイルは治療後、そのままにしておくの?取り除かなければいけないの?
2022年9月28日から30日までパシフィコ横浜にて脳神経外科学会第81回学術総会が開催されました。
小笠原邦昭会長のものと、『変わること 変わらなければならないこと 変わってはいけないこと』をテーマに行われました。
7月某日、都内の病院にカテーテル治療の指導にお伺いいたしました。
脳動静脈奇形という難易度の高い患者さんでした。
その際に用いる塞栓物質(血管を詰めるもの)でOnyxという製品があります。この製品は、使用する医師の許認可が非常に厳しく、脳神経血管内治療の専門医、指導医の資格を持っていても一部の医師だけしか使用の許可が下りません。
東海大学脳神経外科にて講師をされていたキッティポン・スィーワッタナクン先生が今月御逝去されました。
2022年7月14日、大宮にて血管内治療専門医の先生に向けて講習会を行いました。
カテーテル治療の書籍を発刊いたしました。
2021年12月、脳梗塞カテーテル治療についての専門書を発刊致しました。
『超解説!急性期脳梗塞に対する血栓回収療法: Lesion cross,combined techniqueから頭蓋内ステントまで』というタイトルで、カテーテル治療の技術書になります。
医者を目指したきっかけ
自身が中学のときに肺結核になりました。その際に、近所の内科の先生に非常にお世話になり、長期間休むこともなく無事に高校に進学することが出来ました。
物理学に興味を持っていましたので、原子力や宇宙工学などを勉強するつもりで工学部を目指していましたが、高校3年の春、恩人である先生が亡くなられたとの知らせが届きました。
自分を救ってくれた先生の事を思い返し、「もし、自分が医者になれば、先生が喜んでくださるだろうか?」と考え、志望を医学部に変更することにしました。